経済の歴史(カールマルクス『資本論』)
経済史
19世紀、イギリスの労働者は悲惨な状況。⇒『資本主義経済には問題がある』
・剰余価値説
富とは何??⇒『労働価値説』(アダムスミスも同じ)
“労働こそあらゆる富を生み出す”⇒資本家はより拡大する
≪資本論の考え≫
資本家と労働者の格差拡大の後、革命⇒資本主義は崩壊。
資本主義はあらゆる商品に値がついて売買されている。
⇒社会の基礎は、『商品』⇒商品の分析から始めよう。
≪商品の2つの価値≫
①使用価値
②交換価値(例)リンゴとみかんが交換可能
なぜ交換できる?
⇒交換価値の中に共通するものがあるのでは?
⇒同じ労働力の量の商品だから交換できる。
(例)消しゴム1つ作る間に鉛筆2本作れる
つまり、労働あってこそ、富が生まれる。(労働価値説)
⇒資本家と労働者は対等なはず。
資本家;契約を結び、労働力を提供してもらう
労働者;賃金をもらい、労働力を提供する
労働力の値段=労働力の再生産費
⇒明日また労働できるための必要な費用
労働力の再生産費を最少に抑え、最大の労働力を出した方が利益が大きくなる。
『資本家が労働力を搾取し、労働賃金以上労働させ利益を増やし、財産を増やしていくのが資本主義のメカニズムだ!』=マルクスの主張