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チャートパターン【三角持ち合い】

前回の高値を更新すれば、上昇。安値を更新すれば、下降してしまう。

 

しかし、何度も何度も高値も安値も更新できないという相場がある。

それが、三角持ち合い(トライアングル)

 

これはWトップのような上方向だけに抑制された相場ではなく、上方向にも下方向にも抑制された相場です。

 

高値がどんどん切り下がっていき、上方向に抑制されると同時に、安値がどんどん切り上がってきて、下方向からも圧迫されてきます。

 

よって、とても窮屈でどちらにも動けない相場になってしまいます。

 

全然動かなくなり収まってしまう相場

『全然動かなくてイライラするなぁ』

そう人は考えます。ただ値幅が狭くなってくるので、いつかは必ずブレイクします。

 

なので、大衆は、

『上か下かどちらでもいいから、どっちかにブレイクしたらエントリーだ!』

と考えます。

 

そして、ブレイクした時に、待っていた人がイライラを晴らすかのごとく一斉に大きく参加してくるので、相場が一気に動くのです。

 

溜まったエネルギーが一気に発散!!!

 

参加するのは、ブレイクした後

Wトップのように上昇の目安などはないが、大きく動くことでトレンドが形成されるため、順張りをすることで大きく儲ける。

 

一目均衡表の波動論では、大きなPに収まることから、これをP波動という。

逆に、高値と安値が両方向に広がっていく相場を、逆P波動やY波動といわれている。

 

※注意するポイント

ブレイクしても、そこの水平ライン(例えば100円付近など)で強い抵抗体がある場合はすぐに跳ね返されて戻ってきてしまう恐れがあるということ。 レジスタンスは長い時間軸なども使い、よくチェックしておく。