世界を渡るKAZUブログ

〜知識アウトプットブログ〜

MACDの投資戦略

Moving Average Convergence/Divergence Trading Method

移動平均・収束・拡散手法』

MACDとそれを単純移動平均化したシグナルの2本の移動平均線。

相場の周期とタイミングを見る指標。中期的な買場(トレンドの転換など)を見る指標。

MACDの傾きからトレンドを見る手法もある。MACDはダマシが少なく値に対して比較的忠実に動くので人気。

プラス圏内だと上昇トレンドでマイナス圏内だと下降トレンド。0ラインよりもマイナス圏の方が相場の底打ち感が強い。

 

売買サイン

MACDとシグナル線のクロス

MACDとゼロラインのクロス

MACDとシグナル線の方向の転換

※トレンドが発生しているとき、MACDがその動きに逆行した場合は、相場が変化する可能性が高い。

 

買いサイン

①先行するMACDがシグナル線を下から上に抜いた時

②その後に2本ともにゼロラインを上回れば信頼度が増す

売りサイン

MACDがシグナル線を上から下に抜く

②2本がともに0ラインを下回れば信頼が増す

 

欠点

ジリ安、ジリ高のトレンドの場合

下向きになってもプラス圏内で横ばいになったり、上向きになってもマイナス圏内で横ばいになることがある。

横ばいトレンドの場合

ダマシのシグナルばかり発生したりする。

 

短期的な激しい動きに対応できない

移動平均線を基にしているだけなので、相場の天井や底など上下が激しい場合は把握できない。

 

ダイバージェンス現象

値が前よりも高いのに、MACDがその水準より低い現象。(前よりも安値なのにMACDがそれより高い)

 

※底が近い時、前より安いのにMACDの水準が上の場合、その後大きく反発する可能性が高い。

※天井付近の時、前より高値にもかかわらず、MACDの水準が低い場合、その後大きく反落する可能性が高い。

 

 

MACDヒストグラム(棒グラフ)の投資戦略

 

MACDを補助するための指標でMACDとシグナル線との乖離を棒グラフにしたもの。

 

ヒストグラムMACDーシグナル線

 

MACDよりも早く投資判断が可能

買い場は、ヒストグラムがマイナス圏で山の時(マイナス圏)

売り場は、プラス圏で山の時

 

増加から減少に変化した時は、売りサイン

減少から増加に変化した時は、買いサイン