インターネットの仕組み(ネットワークの形態)
ネットワークの形態
・ピアツーピア型
複数のコンピュータ同士を対等に接続している形態。
(例)1台のプリンタとネットワーク接続されたPCがあれば、複数のパソコンでプリンタを使用したり、データを共有したりすることが可能。
メリットは、サーバーを置く必要がないところ。
デメリットは、①プリンタに接続されたPCやデータが保存されているPCが起動していないと、プリンタの使用やデータ共有が出来ないこと。②接続されるPCが多くなると、PCの負担が大きくなる。
・クライアントサーバー型
何かのサービスを提供し、データの管理をするPCのことをサーバー(server)、要求をしサービスを受ける側のPCをクライアント(client)といい、その2つで構成されるネットワーク形態のこと。(クライアントサーバーシステムともいう)
(例)ネットワーク上の全ての印刷処理をするプリンタに接続されたPC(プリンタサーバー)、データを一括管理するPC(データベースサーバー)、他のクライアントのPCは、印刷するときにプリンタサーバー、データを利用するときはデータベースサーバーに要求を出す。
メリットは、大規模なネットワークの構築ができ、サーバーはクライアントの要求にすぐに対応できる。
デメリットは、サーバーに問題が発生すると、全てのクライアントに支障がでる。
【サーバーの種類】
・WEBサーバー;HPを提供する
・メールサーバー;メールの送受信
・FTPサーバー;ファイルの提供をする