世界を渡るKAZUブログ

〜知識アウトプットブログ〜

完全信託保全とは

FX会社が、倒産してしまったときに、証拠金が完全に返ってくるのかどうか。

 

改正金融先物法の法律によって、FX会社の資産と個人の資産を完全に分け、信託銀行に預けることが義務になった。

なので、もし破綻をしても、債権者が個人の資産を差し押さえできないようになっており、信託銀行が返してくれる。

 

一部信託保全と、完全信託保全の業者がある。

 

必ず完全信託保全のFX業者を選びましょう。

 

リスクマネージメントについて

バルサラ破産確率表;

期待値1で、勝率50%でも破産確率100%

 

たとえば、100万でリスクにさらすのが1%でも、トレードしていくと、100⇒101⇒99.99⇒…となり破産する。

 

勝率を50%をキープしていくのは、相当難しいので、期待値を上げていくしかない。

 

損小利大の考え方で、勝つとき期待値2で、負ける時期待値1で、なおかつリスクにさらす資産割合が1%の場合は、資産が拡大していく。

 

たとえ、損小利大でやっていっても、リスクにさらす割合が50%以上になると、資産が減っていく。⇒シミュレーション結果

 

5〜20%くらいがいい。それ以上いってしまうと、資産上昇率が目減りしていく。

 

 なんらかで急に損を抱えてしまい、その時に瞬時にどう対応するのかで、資金がなくなってしまうことがある。

 

その場合は、何も考えずにすぐに売ること。

 

今、含み損をかかえた状態で、戻りを期待するよりも、自分の得意なパターンで取り戻した方が確率が高いから。

 

また、キープをしたい場合であっても、想定外なことが生じたら、一回手放す。そのあと、一度口座の残高を確認し、精神状態をフラットな状態にした上で、ポジるようにする。

 

強制ロスカットをしないように、証拠金を継ぎ足すようなことは絶対にやらないようにする。最も資金が無くなるパターン。

 

本当のリスクテイカーは、ゲインも大きいが、失うものも大きいということを当然のごとくわかっている人のことをいう。

 

損切できない人は、リスクを取るべきではない。戦争にくるべきではない。⇒当然のように受け入れるということができない。

 

今許容できる最大のリスクを把握する。(損切できる)

それを差し出す場面がきたら、当然のように差し出す

毎回紙に書いて読み上げる

 

1回のトレードで晒せるリスクは、FXの場合1%と言われている。

 

FXは精神面が大事になってくる。リスクにさらすのは1〜5%にすること。

 

FXは、一回損をすると、相当取り戻すのが難しくなる。

 

たとえば、100万⇒10万なら、100万まで戻すのに900%利益を出さないと戻らない。

 

スプレッドの無駄な支出シミュレーション

ドル円換算の場合、、、

0.3銭*5枚*1日10回=1日1500円

2銭*5枚*1日10回=1日1万円

 

1日8500円の差!!

一月で17万円!!!(稼働20日)

 

FX業者は、スプレッドが低く、操作性が高くストレスが少ないところを選ぶ。

 

買う前の自分の精神状態とか、ルールに沿っていない場合は、エントリーしない。そういう人多い。

 

自分の感情抜きで、損切、買ったり売ったり。勝ちはルーズでも良い。自分の感情は関係ない。

 

たとえば、前回3万の損失を出した。次は自然と3万以上は利益を出そうとする。しかし、相場には関係ない。

 

相場とは関係ない判断基準を落ち込まずに、抵抗帯などがあればすぐ利確してしまおう。損切で迷った場合は、すぐに損切り

 

利確ラインは、ここにきたら下がってしまうような基準で、損切ラインは、そこを越えたら一気に下がるようなライン(モミモミ抵抗帯など)

 

FXトレーダーにとって、資産は在庫のようなもの。それがないと商売ができない。資産が少ない人ほど上手くトレードしなくてはならなくなる。

 

強気の下落は、強気の戻しがあるから、利確したくなってしまう(レファレンスポイント)が、強気に乗ることが必要になってくる。

 

利確ライン前で、かなりもみ合いになっているようであれば、利確することもあり。

インジケータを表示させすぎると危険

インジケータを最小のものにするとメリットという意見もある。

 

損切しない理由を探しやすくなるから。

人は、自分の感情や考えが否定されると、それを証明してくれる材料を探してしまう傾向がある。

 

例えば、今損失が生じている場合、損切をしない理由や材料を探してしまう傾向がある。

 

とりあえず、リスクをまずは潰すことが大事。

 

インジケータの有効性があるもののみだけを残しておくとよい。

相場の終わりの時に表れる流れに乗る

ジリジリと上昇を続けている相場において、いきなり大きく上昇をするような場合は、相場の終わりを示していることが多い。

 

上昇トレンドの最初の方には、熟練者が購入し、その上昇を確認した人が中盤で買い、そして終盤に弱者が掴まされてしまう。

そしてその上昇によりさらに買いましなどがされ、大きく上昇していくが、その中で最初に買っていた熟練者が売り始め、一気に下がり、それをみた人もどんどん売り始め、終盤に入った人も含み損が増えていくのをみていて、損切出来る人は損切をしていく。

そして、損切出来なかった人は大きく損失を出してしまう。

 

ただし、長く続いた上昇の転換点では、疑っている人も多いが、いきなり大きく急騰からの急落は、かなり多くの人が下目でみ始めている証拠になる。

最高値更新の上げ幅も徐々に小さくなってくる。

今まで出てこなかったようなかなり強い陰線なんかもみられるようになってくる。

そういったような強いローソク足の場合は、ちょっとしたサポートラインを簡単に超えてくるから、利益をだしやすい。

 

強い陽線を全て打ち消した場合などは、上への期待を全て挫折させたということであるため、上への期待が弱まる傾向になる。

また、急落の一発目はまだ疑っている人がいるため、まだ浅くなるが、2度目になってくると疑いが確信に変わるため、さらに強くなる傾向がある。(大きな山の後に小さな山、もしくはもう一つもある)

 

・常に逆のシナリオを臨場感を持って考えることで、自分のポジションに対する自信などの心理を防ぐことができる。

 

ずっと持っていて利益が0になるのをみているよりも、早めに利確をして、また波の均衡が崩れた時点でエントリーをした方がよい。

 

※毎回同じように判断をしてはいけない。

下位足をみる時は、必ず上位足の形をイメージしながらみる。

平行レンジからのブレイクアウト

平行レンジでボラが下がるようなときがよくある。その時はエネルギーを蓄えている状態である。

チャートの流れを予想するのではなく、動きだしてからその初動の流れに乗ることが大事。

 

サポートラインをブレイクアウトした後、その押しでレジスタンスを確認してエントリーをする。

損切ラインの設定の仕方は、期待値が高いように設定をする。

 

損切を考慮した期待値が低い場合は、きっぱりと諦めてしまうことが重要。諦めることが大事。

どの時間足をみれば良いのか

基本的にチャートパターンというのは、人間の心理によって形成されたものであるから、どの時間足をみても、そのパターンが形成されていれば、それがパターンとして成り立っている。

 

どの時間足ででたかよりも、どういう場面で出たかが重要

 

例えば、下降トレンドのなかで、Wトップがでた場合と、上昇トレンドの途中でWトップがでた場合とでは、下降トレンドの途中ででたWトップの方がよい。

 

なぜなら、全体としての上昇トレンドがある中で、一時的なWトップから下方向への短期的な戻しが、はたして全体のトレンドを打ち負かす力があるのかということ。

 

まだ最高値をつくった押しの値をブレイクしないことには、上げ目線が切り替わっていないことから、途中で目線が切り替わるようなチャートパターンがでたとしても、結局、ダウ理論での目線の変化がないので、危険になってしまう。

 

しかし、そのような場合でも有効な場面がある。

それはさらに上位足でみた時に、Wトップの頂上付近に抵抗帯となる水平線があるような場合だと有効である。

 

上位足でみた時に、自分がみていた目線とは逆の方向に動いているような場合は、エントリーしないほうが無難といえる。

 

※上位足での目線なども必ずチェックし、総合的に判断してエントリーする方が無難。

決済の判断方法と関連通貨ペアの連動

レジスタンスラインをブレイクしたあとの追随をみていくことが大事。

 

水平線のところで、もみ合っている間でエグジットしてしまうのは非常にもったいない。

どちらかに強く動いてから判断をするようにする。

 

関連通貨とは、基本連動しながら動いていくが、たまに違う動きをすることもあるし、先行して動いているようになることもある。

関連通貨が下がっているときは、足を引っ張られることもあるし、関連通貨が上がっているときは、より促されることもある。

 

 

分割決済の概念

資産の増やし方として、

大きく勝って、大きく負けてを繰り返しながら、増やしていくやり方と、上下の幅が少なく確実に増やしていくようなトレードのやり方がある。

 

なだらかに増やしていくやり方が健全な増やし方で、それをめざしていく必要がある。

そのため、ある程度利益がでてきたら、3分の1決済などの分割決済を使っていくとよい。

タイミング的には、何回もヒゲでもみ合っているようなタイミングで分割決済をしてしまうとよい。

水平線ラインのブレイクアウト

水平線ラインでの高値へのトライが何回も押さえつけられているような状態の時は、トライする回数が増えれば増えるほど、突き抜ける確率が高くなる。

 

突き抜けた後に、必ず左側(過去の流れ)を見るようにし、その他の強い抵抗体がないか確認する。

高値を抑える強いレジスタンスが過去にある場合は、それがダマシとなって、途中で反発して引き戻されてしまうことがあるため、それを突き抜けて押しを作った後に切り返して上昇し始めたときにエントリーをするか、水平ラインがサポートラインとしての機能を確認してからエントリーをする。

 

その抵抗体との値幅と反発した場合の損失を比較して、期待値が低い場合は、エントリーするのを諦めると無難。

 

チャートパターン 【谷と山】

谷パターン

レンジ相場から下降トレンドを形成し、谷を形成した後また登ってくるというパターン。

一度登ってきたら、レンジで形成していたレジスタンスをトライするも一回跳ね返されるということが多い。

一度目のエントリーのチャンスは、そこで跳ね返された直後にエントリする。

2度めのチャンスは、レジスタンスをブレイクした後、反動で戻ってきて、そのブレイクしたラインがしっかりとサポートラインとして機能しているか確認した後にエントリーをする。

 

谷を形成した後、カップ&ハンドルが生じやすい(下落しやすい)

 

山パターン

谷パターンとは逆で、レンジが続いた後に上昇し、その後に下降してきて、山を形成するというチャートパターン。

下降してきた際に、レンジ相場で形成されたサポートラインによって跳ね返されたことを確認してから、エントリーする。

そして、少し上昇をしたのちにまた下降してくることが多いため、エントリーをしたら、あまり欲張らずにエグジットする。

その後にサポートラインにトライして、ブレイクして突き抜け、反動で戻ってきた際に、元々のサポートラインがレンジ帯として機能しているか確認した後に、エントリーをする。

 

※注意すること。

チャートパターンは、あくまでも勝ちやすい形というだけであって、必ず勝てるというものではないので、必ず損切ラインを設定する。

損切ラインは、ラインの少し離れたあたりに設定するとよい。

また、レンジ相場が長ければ長いほど、かなりラインが意識されているということであるため、取引がしやすく勝ちやすく、微妙なレンジであれば、ラインが上手く効かないことがある。

チャートパターン【フラッグとペナント】

フラッグ

上昇トレンドの最中に一時的に上下を繰り返しながら、下落していくパターンで、平行線が引けて、フラッグのような形をしている。

 

元々上昇トレンドが基礎としてあるので、抜けた時にはエントリーそてよい。

しかし、チャートの6〜7割はレンジ相場だが、レンジ相場の場合は、上昇トレンドなどの基盤がないので、ラインをブレイクしたあとに、戻った反動で一気に逆行して戻してくる可能性もあるので、抜けた後にすぐにエントリーせず、一度ブレイクした後、ラインのレジスタンスがしっかりと機能しているか確かめた後に、エントリーをすると良い。

 

フラグでの戦い方では、何回も上にトライしているようだと、上への期待感が高まることで上に抜ける可能性が高い。

 

ペナント

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似たような形で、上昇トレンドの中で、一時的に下降していく中で、上下の繰り返しが次第に小さくなりながら動く特徴がある。

フラッグは平行線だが、ペナントは、上下幅は小さくなってくるため、クロスするラインが引ける。

 

どんどん上下が狭くなってくて、三角形に収まってしまう。

次第に動きが小さくなっていくので、一見ラインをブレイクしたように見えて、ただの誤差のこともよくあるため、ラインを割った後の戻ってくる際に、しっかりとペナントを抜けたことを確認した後に、エントリーするようにする。

 

 ※上昇トレンドとは、安値がどんどん切り上がり、高値がどんどん更新されていっている状態であるため、もしフラッグ現象が生じてきて、ズルズルと下がり、前回の安値よりも下がってしまった場合は、下目線に変わった(上昇トレンドが崩れた)ということなので、エントリーはしない。

 

損切ラインの設定と、実践

損切ラインは、レジスタンスの少し下の3〜5pipsくらいに設定する。その後、読み通りに価格が上昇したら、その損切ラインをエントリーポイントの少し上(スプレッドを考慮して少しプラスくらい)に設定する。そして、再度押しを作り、また上昇し始めた時に、損切ラインをその押し目より少し下に切り上げ利益を増やす(トレール)。

 

 

チャート。重要なこと。

・ネックラインはしっかりと機能しているのかどうか確認してから、エントリーをする

・相場環境認識をするときには、大きい時間足(月足など)からみていくとよい。実際月足から見ている人はすくない。

・自分の中での動機が崩れた瞬間に、自分の読みが外れているため、すぐに損切りをする。読みの相場と違うことが証明されている。

・“左側に答えがある”と言われている。ローソク足の左側を必ず見ていくクセをつける。

・急落するよりも、ダラダラ下げてダラダラ上げる方が底硬く、強い上げになる可能性が高い。

・有利な位置でエントリーすることが勝負を決める。

・上昇中のレンジ(チャネルライン)が太いよりも、チャネルラインが狭い方が強い。(スラスト)

・ひげよりも実態の形で判断した方が良いかもしれない。(人それぞれ)

・高値を抑えて、多くの投資家が目線を切り替えて、大きく下げてしまったポイントは、次回も機能する可能性が高い

・自分が引いたレジスタンスラインなどの付近での動きなどでどういった動向を見せるのかを見ていくことが大事。そうすれば客観的にどうなるのかがだんだんわかってくる。

・短期足で強い上昇などがあったときは、下へのバイアスがかかっていたとしても、勢いで突き抜けてしまうこともあるので、しばらく静観するようにする。

・pipsで計算してしまうのはあまりよくない

・決済は成り行きがなるべくおすすめ

ナンピンを批判する人は多いが、いつもの数量をより細かくして行うものであれば、最終的なリスクは変わらないので良い

・大きく動いた時に、人の心理は揺さぶられる。

・必ず初動で入るようにする。中盤で過去に谷がいっぱいあるような状態だでのエントリーは、かなりリスクが高い。

・基本的に波は続けば続くほど、弱くなってくる。

ローソク足のヒゲも転換点だといわれている。

・揉み合えばもみ合うほど、大きく強く動きやすい。もちろん動いた後でダマシもある。

・もう買われないから売られる。もう売られないから買われる。

・上目線は、高値と安値の切り上げが行われている状態。高値が切り上がらないと終わり。

・上昇傾向は、ボリンジャーバンドの1σに全然ローソク足が入ってこない。

・前日高値をつけたところで跳ね返る確率が高い。

 

チャートパターン【ギャップ(窓)】

窓明けとは、ローソク足ローソク足がつながらない時。

前の日の終値と、次の日の始値で大きくギャップがある時に大きな空間(窓)ができる。

 

前日の終わりに売りか買いかが大量にされた時に起こる現象で、株式相場では1日ごとに相場が閉まるので、頻繁に起こる。

しかし、為替相場では、相場が閉まるのは土日のみなので、ほぼ繋がっているから、窓が開けるのは週明けのみ。

 

日経では、前日のダウが大きく下げた時などに大きな窓がよくできる。

 

窓埋めがよく起こる

基本的に、窓が空いた方向に大きなエネルギーがあり、その方向にトレンドができると思われがち。

 

窓を明けるときは、基本的に行き過ぎであるため、基本的にエネルギーが大きい状態。よってそれを埋める方向に大きく相場が動くことが多い。

 

リーマンショックなどよほどの材料がないと、『行き過ぎだな』と思われるため、窓を明ける前の元の水準まで戻されることがある。

穴埋めは、株式相場では起こりにくいが、為替市場では開いている時間が長いので、窓埋めが起こることが多い。

 

当然いつも必ず修正されるわけではないので、細心の注意が必要だが、ダウントレンドなどの判断材料と組み合わせて考慮すると、より勝率を上げることができる。

 

大きな時間足でみたりするとわかりやすい。

 

為替市場では、土曜の夜から、月曜の朝にかけて窓開けが起こることが多い。

 

 

窓を開けた時の集団心理

 

週末などにSをしていた人の心理

『大きく利益がでているから、いつ利確しても良いや』

と考えるので、非常に決済しやすい状態。

 よって、自分の含み益が徐々に小さくなっていっているような状態で、大きな動きなどがあると、元々いつ利確しても良いため、

 

『その目減りしている利を確定してしまいたい』

という心理が働くため、多くの人が買い注文を入れ、一気に窓を埋める方向に動きだす。

 

レファレンスポイントともいう。

自分が目視していた含み益を新しい基準として設定してしまい、そこからどんどん目減りしていくことに耐えられずにポジションを降りてしまうという力がある。

 

Lをしていた人の心理

週明けてみたら、大きく含み損を抱えている状態で、損が大きくなってしまうと、それだけ手放せなくなってきて、簡単に決済できなくなってくる。『少しみておこう』という心理

 

プロスペクト理論が働く。

 

 

窓パターンの考え方と合計で勝つための戦略

窓がいつ埋まるのかなんて誰にもわからない。

大事なのは、

①窓が開いた時の集団心理を考えることと、

②その上でより利のあるタイミングでエントリーを狙っていくこと、③そして資金管理。

 

プロスペクト理論が働く

利益は早く確定しただり、損失はなかなか確定できずにズルズル引き伸ばしてしまう。

 

いつ下げ止まりが起こっているのかを確認する。

実際に明確ないつは誰にもわからないが、確認をしてある程度目安となるラインをチェックしておく。

 

窓で重要なのが資産管理

窓のような大きな値動きをみせる時は、精神が高揚したりして、冷静な判断ができなくなってくる、またその中で、自分のセオリー通りの時に自分の信念を確信してしまうため、いつもより大きなポジションで持ってしまうことなどがあり、損切できなくなってしまったりなどがある。

 

また、自分の信念が打ち破られた時には、人はなかなかその信念を変えることができないし、変えるにしてもジワジワとしか変えることができないため、その中で損失が拡大いってしまったりする。

 

損切は全資産の1%がよい。

金管理ベースでリスクリワードなどを考えて取引する方が良い。

 

※いつもの自分のルールを守り、客観的にフォーカスしていく必要がある。

 

また、窓を埋めるのは、すぐに埋めるということはなく、長期になってやっと埋めるというようなシーンはよく起こってくるので、注意が必要。 

 

 

チャートパターン【三角持ち合い】

前回の高値を更新すれば、上昇。安値を更新すれば、下降してしまう。

 

しかし、何度も何度も高値も安値も更新できないという相場がある。

それが、三角持ち合い(トライアングル)

 

これはWトップのような上方向だけに抑制された相場ではなく、上方向にも下方向にも抑制された相場です。

 

高値がどんどん切り下がっていき、上方向に抑制されると同時に、安値がどんどん切り上がってきて、下方向からも圧迫されてきます。

 

よって、とても窮屈でどちらにも動けない相場になってしまいます。

 

全然動かなくなり収まってしまう相場

『全然動かなくてイライラするなぁ』

そう人は考えます。ただ値幅が狭くなってくるので、いつかは必ずブレイクします。

 

なので、大衆は、

『上か下かどちらでもいいから、どっちかにブレイクしたらエントリーだ!』

と考えます。

 

そして、ブレイクした時に、待っていた人がイライラを晴らすかのごとく一斉に大きく参加してくるので、相場が一気に動くのです。

 

溜まったエネルギーが一気に発散!!!

 

参加するのは、ブレイクした後

Wトップのように上昇の目安などはないが、大きく動くことでトレンドが形成されるため、順張りをすることで大きく儲ける。

 

一目均衡表の波動論では、大きなPに収まることから、これをP波動という。

逆に、高値と安値が両方向に広がっていく相場を、逆P波動やY波動といわれている。

 

※注意するポイント

ブレイクしても、そこの水平ライン(例えば100円付近など)で強い抵抗体がある場合はすぐに跳ね返されて戻ってきてしまう恐れがあるということ。 レジスタンスは長い時間軸なども使い、よくチェックしておく。

チャートパターン【三尊(ヘッド&ショルダー)】

チャートパターンは、一番高値と安値に注目される。

それは、前回の高値(安値)付近に近づいてくると、それを越えるのかどうかが非常に注目されるからです。

 

三尊は、Wトップと同じように相場の天井を示すチャートパターンです。

 

これは、一度高値をつけたが、再度トライしても前回の高値をブレイクすることが出来ずに、下落して反転してしまうチャート。

 

2度も高値トライを失敗していることから、相場の天井を示すと言われており、3つの高値の山が頭と肩に見えることから、ヘッド&ショルダーと言われている。

 

Wトップは同じところまで届いたが、三尊では、高値まですら届かない。こんな届きすらしない相場は、

『なんだ届きすらしなかった。こりゃ下がるわ』

と上をみていた人が諦めだし、相場が反転してしまうので、反転のシグナルである。

 

ここでも重要なのが、ネックライン

山と山の間の谷のラインをネックラインといいますが、これは上昇されている時は、サポートラインとしてみなされています。

 

しかし、それがブレイクされた時、下落すると考える人が多くなることで、相場が反転してしまうのです。

Wトップと同じで、上をみていた人達が一斉に下を向くので、

『倍返しだぁ!!』

となり、一気に下げ、ネックラインからの上昇幅と同じくらい下げることが多いのです。

 

普通の三尊のパターン(上昇から下落への転換)をヘッダー&ショルダートップ。その逆を、逆三尊やヘッダー&ショルダーボトムといいます。

 

 

三尊パターンの形だけ覚えると陥る相場認識ミス

ネックラインをブレイクした後に、押しをつくり、右の山あたりまで戻ってきてしまった場合、ダウ理論が適用できる。

 

ダウ理論では、最高値を作った押しを下抜けていると、下目線に切り替わっているため、まだ右の山を越えていないということは、依然として下目線であることに変わりはない。

しかし、戻りが最高値付近まできてしまうと、上目線に変わってしまうので、エントリーは危ない。また、最高値まで到達後に、ネックラインを下抜けても、上目線であるため、また上昇する可能性があるので、エントリーは危ない。

 

下目線に切り替えたきっかけになった山を超えていない場合は、まだ下目線であるためエントリーはよい。大きい目線に従った方がよい。

 

基本的に、目線を大事にする。

チャートパターン【ダブルボトムとダブルトップ】

パターンで重要視されるのは、高値と安値。

Wトップとは、相場の天井を示すチャートで、

前回の高値付近まで上がったが、跳ね返された相場です。

 

山のようになっていることから、Wトップといわれます。

 

この相場を見た時、人はどう思うか?

 

『あぁ前回の高値を超えられなかったから、もう上がらないな』

と思ってしまい、買いから売りにいく人が多くなってしまうのです。

よって、相場は下落してしまうことから、このパターンは、トレンドの反転のシグナルなのです。

 

 

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重要なのは、ネックライン

山と山の間の谷の価格がネックラインと呼ばれ、ここのラインを下回ると、完全に相場は下落を始めます。

ここを下回れば、今までまだ上がると思っていた人も、『相場が変わったかも』と思い、下を見る人が多くなるので、下落がさらに加速して、一気に下げてしまうのです。

ネックラインを割って、Wトップが完成すると、ネックラインから山までの上昇幅と同じ値幅ほど、下げることが多いのです。

 

ダブルボトムは、ダブルトップの逆なだけ。

 

目線を考えなかったら失敗する。

Wトップの形が少し崩れて、前の高値よりも少し低い場合、ネックラインをブレイクして、それがレジスタンスとして機能していることを確認してからエントリーしても、高値を作った押しのラインが強い買い圧力となり、反発して上昇してしまうことから損切りになることがよくある。

 

そこで、そういった場合は、その押し目のラインをブレイクして、それがレジスタンスとして機能していることを確認してからエントリーするという選択ができる。

 

その場合、下目線で考える人が増え、買い支えの圧力もだいぶ弱まっているので、勝つ可能性が高い。

 

※ネックラインをブレイクして押しをつくり、跳ね返されたところで、エントリーをするにしても、必ず、高値を作った押し目ラインで買いの圧力があることを想定して取り引きするようにする。

 

※たとえキレイなWトップでも、上記のような現象が起こってくる。

 

 

ダブルボトムとトリプルボトムの違い

 

形だけみるのではなく、人間の心理も考えながら分析をする。

 

Wボトムなどでは、目線を気にする。

 

Wボトムの場合、直近の高値を抜けてこないと、まだ下目線で上目線とはいえなくなる。

直近の高値をブレイクすると、目線が変わったといえ、しっかりとレジスタンスを確認したあとに、エントリーすればよい。

 

トリプルボトムは、Wボトムで下へ挑戦したが、それに失敗し、それよりももっと高いところで、また挑戦するが、ダメだったことによる諦めによって上昇したりする。